トーヨーケム、抗ウイルス性ハードコート剤を開発
トーヨーケムはこれまでの抗菌性ハードコート剤に加え、新たに抗ウイルス性ハードコート剤を開発した。今回、新たに開発された抗ウイルス性ハードコート剤「リオデュラス® AVシリーズ」は抗ウイルス性能評価の国際基準であるISO21702をクリアし、エンベロープを持つA型インフルエンザウイルスおよびノンエンベロープウイルスであるネコカリシウイルス（ノロウイルスの代替）に対し、共に有効であることが確認させている。また、抗ウイルス性を付与すると塗膜の透明性が失われてしまうが、リオデュラス® AVシリーズは、同社が持つ分散技術により、抗ウイルス性と透明性を両立することに成功した。これからのWithコロナ時代においても、モバイル端末だけでなく、フェイスシールやパーテーションなど、透明で人が触れる可能性のある様々な部材の保護への応用が可能である。
