パナソニック(株)はこのほど、2007年当時のプラズマディスプレイパネル(PDP)と同一電力時のパネル輝度において発光効率が4倍という超高効率の「新・プラズマディスプレイパネル」の開発に成功したと発表した。新技術は蛍光体や発光ガスなどの新たな材料開発はもとより、超高速駆動技術や適応型信号処理技術の開発による電力削減をはじめとする放電・発光・光の取り出しに至るパネル発光の全プロセスにおいて、発光効率の大幅な向上を達成。これにより、42型フルハイビジョンタイプで消費電力(IEC動画基準)が100W電球1個分相当の95Wという超・省エネ性能を実現した。また、500万:1の圧倒的コントラストに加え、高い色再現性と微妙なグラデーションを表現する階調性とのシナジーで映像素材のディテールを忠実に再現できるなど高画質のみならず高次元の表示能力を有している点も大きな特徴で、同社では2Dタイプの薄型テレビを一層高画質・省電力で提供できるのみならず、フルHD高画質の3Dテレビによるより臨場感あるホームシアターや従来の概念を越える高画質・大画面でのビジュアルコミュニケーションを可能にするビデオ通話の実現など、リビングにおけるテレビの新たな楽しみ方を提供するものとして期待を寄せている。新技術を搭載したパネルは世界最大の『152v型フルHD・3D対応PDP』、及び世界初の『Skype対応プラズマテレビ』に採用されている他、グローバルに展開する2010年度のプラズマビエラの新製品にも順次搭載。同社ではこの新・PDPパネルの積極的な訴求を図り、同パネル搭載製品の市場導入を強力に推進することで「新しいエキサイティングな映像体験の創造」に取り組んでいくとしている。