| ■ 新日鉄化学(株)は世界初となる金属ナノ粒子を均一分散したポリマーナノコンポジット材料の開発に成功した。今回、開発したナノコンポジット材料は金および銀ナノ粒子を分散した場合、吸収スペクトルを測定すると、それぞれ550nm、450nm付近にLSPR由来の吸収ピークを確認することができる。この特性を利用することで太陽電池の光吸収効率を向上する材料や光触媒への応用が可能となる。また、屈折率の異なる液体に浸漬することでピークトップがシフトし、液体試料の屈折率の上昇に伴ってピーク吸光度が高くなる性質も有している。この性質を利用し、バイオセンサーやケミカルセンサーなどセンシング材料の開発も可能となるほか、LSPRに加えて金属ナノ粒子由来の光学的・電気的・磁気的・機械的および熱的特性を有しており、電子材料・触媒材料から医療的材料に至る幅広い分野での応用が期待できる。 |